あんまり覚えてないや

ポップカルチャーを忘れないようにつらつらと。

2020-01-01から1年間の記事一覧

監督 坂本欣弘・脚本 北川亜矢子『もみの家』

学校に行けなくなった主人公・彩花(南沙良)は、若者たちの自立を後押しする施設「もみの家」で過ごすことに。 もみの家の主・佐藤(緒形直人)に温かく迎えられ、自然に囲まれた施設で過ごすうちに自分の気持ちと向き合うようになる・・・という話。本当に心か…

最近のテレビ(1月20日~26日)

最近観たテレビで印象的だった回をこれから定期的に書き綴っていきたいと思います。今週は豊作でした! 1/20『有田ジェネレーション』 アングラ芸人回。めちゃめちゃしびれた・・・街裏ピンクはさすがの手さばき。もっと売れてくれ~そして衝撃的に面白かっ…

スズキスズヒロ『空飛ぶくじら』

本屋さんで絵が可愛いなと思ってジャケ買いしました。スズキスズヒロさんの短編集なんですが、全部よかったです。人が「生きている」という質感が丁寧に描かれていて優しい気持ちになりました。それぞれのお話には、「子ども」と「大人」のまなざしがあって…

タイカ・ワイティティ『ジョジョ・ラビット』

ナチス統治下時代、10歳のジョジョが青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、イマジナリーフレンドであるヒトラーに助けられながら一人前の兵士を目指す少年の日常をコミカルに描き出したアカデミー賞最有力候補の今作。『ライフイズビューティフル』『まぼ…

岩井俊二『ラストレター』

待望の岩井監督作品。淡くて切ない素敵な映画でした。誰かを好きになって、恋をする、この思い出だけで私たちは生きられる。たとえその恋の結末が悲しいものだとしても、誰かを愛し愛されて生きたあの日々が、これからもずっと私たちの今を照らしてくれて前…

ボン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』

巷で超話題の映画。都内はほとんど満席でやっと観れました。 ファーストカットから圧巻で、リズム感がほんとに心地よくてどんどん見入ってしまった。「貧困」「格差」とい社会メッセージをただ投げかけているだけてなく、細かな演出や仕掛けでエンターテイメ…

大橋裕之・岩井澤健治『音楽』

ヤンキー3人組が、ひょんな思いつきでバンドを始める話。最高だ。 アホで、ださくて、無意味な青春時代。だけど、あんな時間や思い出があるこそ、今を生きられるんだよなー大橋裕之さんの絵は本当に不思議な魅力があるなーあの無機質だけど惹き込まれる目が…

あなたの風邪はどこから?

朝起きると、左肩に強い違和感があった。あ、これはあれだ。あれにちがいない。やばいぞ。2020年、初めて風邪をひいた。あなたの風邪はどこから?と綾瀬はるかは日本中に問いかけていたが、私の風邪は「左肩」からだ。小学生のころから、左肩が痛くなったり…

土方宏史『さよなら、テレビ』

業界をざわつかせたドキュメンタリーの劇場版。 テレビ局の局員・契約社員・制作会社の派遣社員の3つの視点から、今のテレビ報道の抱える闇をひも解かれていき、考えさせられた。その中でも「ドキュメンタリーの現実って何?」という契約社員の記者の言葉が…

ジャルジャル『大晦日に108回もジャルってんじゃねえよ』

大晦日にジャルジャルのライブに行ってきました。「108本のコント」「10時08分開始」「チケット10800円」と除夜の鐘の「108」にちなんだ超大型ライブ!発想や世界観がジャルジャル過ぎて、年の最後の笑い締めとして行ければいいなーとチケットを申し込んだと…