あいみょん『AIMYON BUDOKAN -1995-』
もう10月です。
増税なっちゃいましたね。5%から8%の時よりもそこまで気にならなかったのですが、10月が近づくにつれてソワソワしてしまい、「何か買わなきゃ!」という焦燥感にまんまと襲われてしましました。そこで買ったのが、あいみょんの武道館のBDです。
AIMYON BUDOKAN -1995-[初回限定盤](特典なし) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/10/02
- メディア: Blu-ray
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仕事中にアマゾンさんから配達完了メールが届き、ウキウキしながらスーパーでちょっと良いほうじ茶ラテとチョコレートを買っていそいそと帰りました。
早速観たのですが、最高でした。
ギター1本だけで武道館でライブをやりきった姿に完全に酔いしれました・・・
あいみょんの素敵さを今更語るのは小っ恥ずかしいのですが、
あいみょんの音楽は「糖衣錠」だと思います。甘くて苦いんです。
初見であいみょんって聞いたら、「なんだその腑抜けた名前は!」と多くの人が思うでしょう。どうせしょうもない恋愛をありふれた言葉で、それっぽく歌って、薄っぺらいタピオカでできた女の子たちがキャアキャア騒いでるだけでしょと思いではないでしょうか?実際は私はそう思ってました。
だけど曲を聴いてみたら、めっちゃ苦くてじわじわ効いてくるんではありませんか・・・
恋とか愛とか、人類がいろんな手法でで語り継いできたものをテーマにしていることが多いのですが、彼女の紡ぎ出す言葉は苦味、えぐみがすごいんです。
表面的には甘いけど、中身は誰しも生きながらえて感じている世の中の「生き辛さ」、言葉に表し難い「人々の声なき想い」を丁寧に汲み取り、言葉として紡ぎ出し、聴くたびにじわじわと私たちの心の淀みを浄化してくれるのです。
同世代でここまでの表現力と世界観は、本当に脱帽です。
来年こそはライブ行きたいなー素敵な秋の幕開けでした。